貯金1000万円してる人は何割?年代ごとの割合と貯金する方法を解説

1000万円の札束



「貯金 1,000万円」と聞いて思い浮かべるイメージは人それぞれだと思いますが、なかなかお金が貯まらない人にとっては憧れの数字ではないでしょうか。

 

実際に1,000万円以上貯金がある世帯の割合は、年代や家族構成によってかなり異なります。20代の単身世帯なら2.2%ですが、30代は12.6%、40代は16.3%と、年を追うごとに増えていきます。二人以上世帯だと、20代は0%ですが、30代は13.2%、40代は20.10%の世帯が1,000万円以上貯金を保有しています。

 

この記事では、「1,000万円貯金って実際どうなの?」という視点から、以下のことを解説していきます。

この記事で分かること

◎実際に1,000万円以上貯金できている人の割合は、年代ごとにかなり違う!

 20代の世帯では3%にも満たない特殊な層だけど…

 30代で10%、40代で20%、50代で30%など、年代ごとに割合が増えていく

◎1,000万円以上持っている世帯に聞いた調査データから分かったことを解説!

 年収が特別高くなくても1,000万円貯金は可能!

 1,000万円貯金にかかった期間は平均11.4年

◎こうすれば誰でも1,000万円貯金ができる!

 毎年120万円(毎月10万円)貯金できれば8.4年で到達できる

 先取貯金で貯まる仕組みを作れば、あとは自動的に貯まる

◎楽しく1,000万円貯金するには…

 家計簿アプリ・ゲーム感覚・節約のメリハリが大事

 

実際に1,000万円以上貯めている人たちの習慣を真似することが、1,000万円貯金達成への近道です。

 

「1,000万円貯金したい!」という方は、ぜひこの記事を読んで先人たちの知恵を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

1. 1000万円貯金できている人の割合は?年代別のデータを解説

財布を持つ女性

1,000万円貯金する方法やコツを説明する前に、実際にはどのくらいの割合の人が1,000万円貯金できているのかをデータから明らかにしていきましょう。

 

金融広報中央委員会が発表している以下の2つの調査をもとに解説していきます。

家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 令和元年調査結果
家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和元年調査結果

1-1. 単身世帯で1000万円貯金できている人の割合は?

単身世帯と二人以上世帯では状況が異なるため、分けて解説します。まず先に、単身世帯を見ていきましょう。

 

1,000万円以上貯金できている人の割合を年代ごとに示してみると、年代ごとにかなり差があることが分かりました。

※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和元年調査結果」をもとに作成

<b>年代別の1,000万円以上貯金がある人の割合</b>
●20代:2.2% ●30代:12.6% ●40代:16.3% ●50代:22.3% ●60代:29.9%

単身世帯の場合、20代ではたったの2.2%しかいませんが、30代になると約13%、40代で約16%、50代で約22%と、割合が増えていきます。そして、60代では約3割の世帯が1,000万円以上貯金できていることが分かります。

 

次に、二人以上世帯ではどうでしょうか。

 

1-2. 二人以上世帯で1000万円貯金できている人の割合は?

1,000万円以上貯金できている人の割合を年代ごとに示してみると、年代ごとにかなり差があることが分かりました。

※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和元年調査結果」をもとに作成

 

<b>年代別の1,000万円以上貯金がある人の割合(二人以上世帯)</b>
●20代:0% ●30代:13.2% ●40代:20.1% ●50代:35.5% ●60代:40.1% ●70歳以上:33.7%


二人以上世帯の場合も、年代によって割合がかなり違うことが分かります。2019年の調査では、20代の二人以上世帯で
1,000万円以上貯金を持っていると回答した人はゼロでした。

 

しかし30代になれば10%を超え、40代で約20%、50代は約35%と割合が増えていきます。また、60代では約4割もの人が1,000万円以上貯金できていることが分かります。

 

1-3. 40代までに1000万円貯金を目指したい

調査結果を見て「若い世代で1,000万円貯金できている割合はかなり低いんだな」と安心した方もいるかもしれません。しかし、万が一の時に備えることを考えると、安心してばかりもいられません。

 

若くても1,000万円を達成している人がいます。単身世帯の20代のうち2.2%、30代で12.6%、40代で16.3%もの人が貯金できていると見るべきです。

 

以下のグラフは、40代の金融資産保有額の割合を、単身世代と二人以上世帯でそれぞれ表したグラフです。

※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]令和元年調査結果」をもとに作成

 

※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和元年調査結果」をもとに作成

 

グラフのオレンジ色が1,000万円以上貯金がある世帯を表しています。もちろん、1,000万円貯金が無い世帯の方が多いのですが、できればオレンジ色の方に入りたいと思う人が多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、40代までに1,000万円以上貯金するにはどうしたら良いかについて解説していきます。



2. 1000万円貯金できた人の特徴とは?

通帳と現金

2章では、実際に1,000万円以上貯金を保有している世帯にヒアリングした結果をもとに、「どうすれば1,000万円貯金できるのか」その実態に迫っていきます

 

元にするデータは、株式会社GVが2020年に、全国20~40代の貯金1,000万円以上保有者500人を対象に行った調査です。

 

2-1. 1000万円貯金している人は特別年収は高くない

「年収が高くないと1,000万円貯金は無理」「アルバイトだと1000万円は難しい」というイメージを持っているかもしれません。しかし実際に1,000万円以上貯金しているアンケート回答者の属性を見ると、案外普通のスペックの方が多いことが分かります。

 

世帯年収が300万円以上500万円未満の世帯が17%もいますし、パートアルバイトや派遣社員、契約社員、専業主婦など、正社員ではない職業の方が3割以上もいます。必ずしも夫婦2人とも正社員でなくても1,000万円貯金できている人がいることが分かります。

 

2-2. 1000万円貯金にかかった期間は平均11.4年

1,000万円以上貯金した世帯が、貯金額1,000万円達成までにかかった期間の平均は11.4%です。

 

グラフを見ると10年未満で達成した世帯も約半数いることが分かりますね。本気で貯めようと思えば、それほど時間をかけなくても達成可能な金額であるといえるでしょう。

 

2-3. 毎月の貯金額は10~20万円が約半数

1,000万円以上貯金がある世帯に「毎月の貯金額はいくらですか?」と聞いた結果は以下の通りです。

  • 5万~10万円未満:26%
  • 10万~20万円未満:54%
  • 20万~50万円未満:11%
  • 50万円以上:2%

約半数の人が「10万~20万円未満」を毎月貯金していることが分かります。毎月10万円貯金できれば1年で120万円貯金できるため、約8.4年で1,000万円貯金を達成できますね。

 

また、毎月の貯金額は「5万~10万円未満」という世帯も26%います。少し時間はかかりますが、着実に毎月貯金できれば、1,000万円貯金は決して難しくはないと思えてくるのではないでしょうか。

 

2-4. 1000万円貯金できた理由TOP5

 

この調査では、1,000万円貯金できた成功の秘訣についてもまとめています。これは、これから1,000万円貯金したい人の参考になるのではないでしょうか。

  • 貯金用口座をわけているため:243件
  • 給料から先取貯金をしているため:207件
  • 家計簿(アプリ)をつけているため:150件
  • 1日に使うお金を制限しているため:141件
  • 転職・仕事(給与)を増やしているため:108件


母数が500人なので、約半数の人が
貯金用口座をわけることで貯金に成功したと回答しています。また、給料から先取貯金をした人の割合もかなり高くなっています。

 

その他、家計簿や家計簿アプリをつけて収入や支出を常に把握していたり、1日に使うお金を制限していたりと、貯金するために自分たちで決めたルールを常に守っていることが分かります。

 

現実に1,000万円貯金した人の状況を聞くとかなり参考になりますね。



3. 1000万円貯金する方法!8.4年あれば実現できる

現金 札束 黒バック

1,000万円貯金した人たちの状況が分かったところで、3章からは具体的な「1,000万円貯金術」の方法を解説します。

 

何となく「1,000万円貯めたいな~」と思っていても、何も仕組みを作らなければなかなかお金は堪りません。大切なのは、仕組み作りです。以下の3ステップを作って、ルールを守れば、8.4年で1,000万円貯めることができます

  1. まずは貯金用口座を作る
  2. 先取貯金で毎年120万円貯金する仕組みを作る
  3. 仕組みを続ければ1,000万円貯金できているはず

 

3-1. まずは貯金用口座を作る

 

まずは貯金用口座を作りましょう。給与が振り込まれる口座とは別の口座を新しく作ることが大切です。

大切なのは、貯金用口座からは絶対にお金をおろさないと決めることです。生活用口座と切り離すことが大切です。あえてキャッシュカードを作らないのも良いでしょう。

 

3-2. 先取貯金で毎年120万円貯金する仕組みを作る

次は大切な仕組みを作っていきましょう。

 

先ほどの調査では、毎月の貯金額の中央値が10万円でした。そこで、毎月10万円=1年で120万円を毎年貯金するケースを考えましょう。毎月120万円貯金できれば8.4年で1,000万円貯金できます。

 

※年120万円貯金が難しい場合は、年100万円にして10年で貯めるプランや、年80万円にして12.5年で貯めるプランにするなど、貯金可能額から逆算してプランを作ってみてください。

 

毎月10万円でもいいですし、毎月とボーナス年2回の計14回で貯めるなら毎月8.6万円でも構いません。また、ボーナスが多い方は、ボーナス時に30万円×2回貯めて毎月の貯金額は5万円でも良いでしょう。

 

プランが決まったら、あとはその仕組みを自動化します。毎月自動的にその金額が貯金用口座に送金されるように設定するのです。

 

銀行の「積立定期貯金」を使えば、期間を決めて毎月1,000円単位で積み立てることができ、ボーナス時に増額することもできます。積立日を給料日直後に設定しておけば、先取貯金が自動で行えます。

銀行で積立定期預金の申し込みをする

②毎月の預入金額を決める

 1,000円以上で好きな金額を設定できる銀行がほとんどです。

③預入期間を決める

 1カ月~10年などを選べます。

④満期時の取り扱いを決める

 元利自動継続(元本+利息を合わせた金額を定期預金として継続)

 元本自動継続(元本だけを自動継続し、利息は普通預金に入金)

 満期自動解約(満期になったら自動的に解約)

⑤積立購入日を決める

 好きな日にちを設定できます。給料日直後にするのがおすすめです。

あとは、毎月積立購入日に自動的に普通預金口座から積立定期口座に積み立てられます。

 

3-3. 仕組みを続ければ1,000万円貯金できているはず

計画通りに年120万円を自動積立できれば、途中でお金を引き出してしまわない限り、8.4年後には1,000万円貯金できているはずです。

 

また、ある程度たまった時点でその現金を複利運用しながら貯めていけば、8.4年よりも短く1,000万円に到達することもできるでしょう。



4. 楽しく1000万円貯金する3つのアイデア

Young woman smiling putting a coin inside piggy bank as savings for investment

1,000万円貯める仕組みの作り方を説明しましたが、「本当に上手くいくだろうか?」「意思が弱い自分でもできるだろうか?」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。

 

本当はやりたくないのに我慢して貯金する意識でいると、どこかで苦しくなって散財してしまうことになりかねません。そうならないためには、楽しみながら貯金する意識が欠かせません。

 

ここからは、楽しく1,000万円貯金するための3つのアイデアを紹介します。

4-1. 家計簿アプリで貯金が増える実感を感じる

毎月10万円を必ず貯金する仕組みを作ると、面白いように資産残高が増えていきます。最初の貯金が200万円だったとしたら、1年後には320万円、2年後には440万円、3年後には560万円…と、お金が貯まっていく実感を得られるはずです。

 

増えていく貯金額を見るだけでも達成感で嬉しくなり、貯金を持続するパワーとなります。

 

資産残高を常にチェックするには、家計簿アプリがおすすめです。家計簿アプリに銀行や証券口座、クレジットカードなどの情報を連携しておけば、常に最新の資産残高が更新され、クレジットカードで支払った支出なども同時に管理できます。

 

▼おすすめの家計簿アプリ2選

アプリ名 概要 ダウンロード
マネーフォワードME 利用者数1000万人突破の「お金の見える化」家計簿アプリ。銀行・クレジットカード・電子マネー・ポイント等、2,660以上のサービスを連携可能です。 iPhone

Android

家計簿Zaim

無料で簡単に利用できる人気家計改善アプリ。手入力はもちろん、銀行・クレジットカード・ショッピングサイトと連携して自動的に入出金を記録できます。 iPhone

Android

4-2. ゲーム感覚で節約する

毎月振り込まれる給与のうち毎月10万円を先取貯金すると、その月は残りの金額でやりくりしなければならなくなります。例えば手取りが月40万円なら月30万円、手取りが月30万円なら月20万円に抑える必要があります。

 

世帯によっては、かなりの節約が必要になることでしょう。しかし前述した通り、節約も楽しんで行わないと長続きできません。そこでおすすめなのが、節約もゲームにしてしまうことです。

  1. 毎日惰性でコンビニやスーパーに寄ってしまう人→買い物しなかった日はカレンダーに「達成」スタンプを付ける
  2. 土日はいつも有料の施設などでお金を使ってしまう人

    →無料施設やベランダでバーベキューなどお金を使わない日を作る
  3. 特売品をすぐ買ってしまうため食材を廃棄する人→冷蔵庫を空にするゲームをする

達成したらささやかなご褒美を用意するなど、楽しんで節約できるルールを作ってみましょう。

4-3. 節約すべき部分とお金をかける部分を分ける

何でも節約では長続きしません。それを避けるためには、節約する部分とお金をかけて良い部分を分けるようにしましょう。

 

日々の出費を「投資」「消費」「浪費」の3カテゴリーに分ける方法がおすすめです。

 

投資:金融商品への投資や、自分の成長につながる自己投資

消費:生活する上で欠かせない最低限の出費全般(食費や日用品など)

浪費:衝動買いなどのムダ遣い

 

何かを買う前にも、「この出費は投資?消費?浪費?」と自問自答してから使うようにしましょう。

 

「投資」には積極的にお金をかけて良いことにして、その分「浪費」の部分は節約していくようにしましょう。何が何でも節約としてしまうと、自分を磨いたりお金を増やしたりする機会を減らしてしまうことになるので注意しましょう。



5. 1000万円貯金したら投資に回そう

 

預金 or 投資 イメージこうして無事に1,000万円貯まったら、投資に回していきましょう。もしくは1,000万円に到達する前から、余裕資産を積極的に福利運用することで、1,000万円到達までのスピードを早められるでしょう。

 

例えば毎月3万円を25年間積立投資して運用すると、貯金のままだと1,260万円です。しかし年率1%で運用すれば1,509万円、年率3%なら2,230万円、年率5%なら3,422万円となります。ただ貯金するだけでは損してしまいかねません。

 

当サイト「Winey Trade~副業としての投資~」の中で、株式投資やFX自動売買についての方法についても解説しておりますので、ぜひお読みください。

まとめ

貯金1,000万円というと「そんなに貯められるかな?」と思う方も多いかもしれませんが、実際はそれほど難しいことではありません。

 

1,000万円貯めるのに必要な毎月の貯金額を決めて、一度仕組みを作ってしまえば、自動的に貯めることができるはずです。

 

本気で1,000万円貯めたい人は、今回紹介した仕組みづくりや楽しく貯金する3つのコツを今日から実践してみませんか?



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